日本の不登校の状況は...
小中学校の不登校
過去最多29万人超え
- 10年連続過去最多を更新
- 特に中学生で急増傾向
- 中学生の17人に1人が不登校に
なぜ、不登校が増えているのか?
コロナ禍で通学の制限や
学校行事の中止などで
生活リズムが崩れて
休むことへの抵抗感が薄れている
活動制限が続いたが
ネットなど様々な方法で
自宅からでもアクセスできるため
登校意欲が低下している
不登校になってしまうと、スクールカウンセラーなどの予防措置では対処が難しいため、
不登校の児童生徒に対して「学びを保障できる新たな場所」が必要となりつつあります。
メタバース空間で
学校以外でも多様な学びを実現
不登校の子どもたちの居場所として、従来の教育支援センターやフリースクールに加えて、
教育メタバース(バーチャル空間)が注目されています。
学ぶ場所を選択肢を増やすことで、多様な学びを実現できます。
「新たな学びの場」「新たな居場所」
としての
「教育メタバース」
のメリット
オンラインだから
どこからでも通える
教育支援センターやフリースクールまで距離があって
通えなかった場合も、これからは自宅から通えるようになります
パソコン端末でアクセスできる
メタバースは、専用ゴーグルと高スペックPCを必要とする3D空間のものから
GIGA端末さえあれば利用できる2D空間のものまで様々なサービスがあります
すぐに始められる
バーチャル空間なので対面型施設を新たに用意する必要がなく
すぐに運用を始めることができます
引きこもりの子どもに
アプローチできる
外に出たい!何かしたい!と思ってもらう意欲を回復する支援を
メタバースを使えば届けやすくなります
不登校支援に使われる
教育メタバースのFAMcampusとは
「みんなを感じられる教育環境」をコンセプトとした
オンライン授業前後のコミュニケーションを補完するバーチャル空間です。
不登校支援の新たな選択肢「学校以外の学びの場」としてご利用いただけます。
FAMcampusは、GIGAスクール端末でご利用いただけます。
高スペックのパソコンや専用のゴーグルは必要なく、すぐに導入できます。
(iPad、スマートフォン、Androidタブレットは動作しますが、一部機能に制限があります)
FAMcampusは
文部科学省と
不登校支援の実証実験
を行いました
「教育メタバースによる不登校児童・生徒の社会的自立支援効果の検証」をテーマに、
不登校児童・生徒に、教育メタバースの中で授業を受けていただき、
元気になってもらえるか、 社会的自立を促すことができるかを検証しました。
実証実験に参加した子どもの保護者からは前向きな声を頂いております。
文部科学省「次世代の学校・教育現場を見据えた
先端技術・教育データの利活用推進事業」において
実証にご参加いただいた保護者にアンケート調査を実施しました。
65%の保護者が
子どもの変化を実感
自身がアバターとなって自由に活動できたことで、
プラス面での変化を感じたという声が多く寄せられました。
バーチャル空間を利用されたことで
お子様の様子に変化はありましたか?
「自信がついた、居場所ができた」
-
同年代のお友達との会話で、活力があふれ、
笑顔も増え、自信もついたように感じます。 -
どこにも居場所がなく、自宅で悶々としていましたが、
この教室ができたことで、居場所を見つけ、友達を見つけ、
先生に肯定的に接してもらうことで自信につながっており、
非常に良い効果を得られています。 -
本人が「バーチャル空間を利用する生徒が市内にこんなにもいるんだ」と実感し、
「自分だけが不登校ではない」という安心感や肯定感をもってもらえました。
「対人関係の怖さが無くなった」
- 人前での発言が苦手だが、バーチャル空間でなら発言することができました。
- バーチャルでは学年を超えて会話をすることができ、楽しかったようです。
「生活にメリハリがついた」
-
算数の授業と謎解きクイズがおもしろかったようで、
その時間を楽しみにしていました。 -
利用前は怪我で休んでゴロゴロしていたが、利用し始めてからは
バーチャル空間で先生に会えるのを毎日楽しみにするようになりました。 -
家にいるだけだとダラダラと過ごしていましが、
バーチャル空間があるとそれに合わせて朝起きるようになりました。
81%の保護者が
メタバースを評価できると回答
メタバースを活用した不登校支援の実証事業の取り組みについて、
選択肢の1つになりうるという肯定的な意見が多数寄せられました。
一方で、メタバースが適さない場合もあるため、
教育支援センターなどの別の居場所を確保しておくことも大事であることがわかりました。
バーチャル空間を用いた、
この実証事業に対する評価を教えてください
「学びの場の選択肢/居場所が増えた」
- 学びたいと思える子が学べる場所があるのは嬉しいです。
-
家から参加できること、アバターの状態で他の子どもとも交流できること、
バーチャル空間を自由に動き回っても大丈夫なことが、
子どもにとって良かったです。 - 自宅で閉じこもりがちで、自宅を出るハードルが高い中、 自宅で受けられる教育プログラムは非常に有意義でした。
-
先生が不在で、保健室登校が出来ない日は欠席をするしかない
状況でしたが、バーチャル空間のおかげで
「学ぶ場所を変える」ことが容易にでき、選択肢が増えました。
「保護者自身の不安/負担が軽減した」
-
他の子と時間を共にしていると、ポツンとうちにいるのは
我が子だけではないのだなと少しホッとしました。 -
学校に馴染めない子の親としては、今回の様な試みは
とても希望の持てる物に思えました。 -
保護者自身も苦しくなる時があるので、子どもが楽しいだけではなく、
の息抜きにもなり良かったです。
「将来性がある事業だと思う」
-
将来、都道府県単位等で事業展開ができれば、
学年別(学力相応)の授業等も実施することができ、
オンライン上で不登校児童・生徒のための
一つの学校をつくることができるのではないかと思い、
非常に将来性のある事業だと感じました。 -
不登校になったばかりの、引きこもり期間には、
特に必要なサポートだったと思う。通年でこのサポートを受けたいです。
FAMcampusの特徴
教育に特化した
メタバース空間
教育用に設計された仮想空間内で学習活動を展開。
仲間や先生の存在が身近に感じられます。
アバターを重ねて始める
気軽なコミュニケーション
みんながアバターになって通います。
アバターをぶつけるだけで、ビデオ通話が始まります。
周囲からの刺激で
やる気がアップできる
メタバース空間内で、仲間の頑張りを見ることで
刺激になり自身のやる気が高まります。
毎日が楽しくなるコミュニケーションが
増えるスペース満載
休憩スペースや面談席、職員室、廊下も用意、
教室の外でもコミュニケーションができます。
導入メリット
児童・生徒
児童・生徒
通学時間は
たった5秒
バーチャル
空間で
みんなと
会える
孤独感や
不安感が
軽減される
自治体・支援団体など
自治体・支援団体など
バーチャル
空間で
支援できる
何人でも
迎え入れる
ことができる
外部の
デジタル教材
とも
連携できる
オンライン授業による
一日のモデル例
FAMcampusでは、Zoom/GoogleMeet/Teamsなど、
日頃ご利用しているWeb会議ツールを使用した授業が行えます
授業も、授業外も、スムーズなコミュニケーションをとることができます
朝のホームルーム
ホームルームでは教室に集まり
連絡事項の伝達や出席確認をします。
個別授業
個別席で各自学習を行う時間です。
講師は見守りや質問などへの
対応を行います。
お昼休憩
休憩時間には先生、
児童生徒同士での会話ができます。
カウンセラーが常駐しているため
専用の部屋でカウンセリングを
受けることもできます。
授業
学校の授業で行われる内容を
オンライン授業形式で実施します。
下校
不登校支援パッケージ
メタバースを活用した不登校支援の運営には、
「バーチャル空間」「カリキュラム」「講師」「不登校専門支援員」の4要素が欠かせません。
富士ソフトでは、FAMcampusに加えて、
カリキュラムと講師・支援員をセットにしたパッケージを用意しました。
初めての取り組みでも安心してスタートできるよう、実証実験からでも、本運用からでも
スムーズな導入と運用を一貫してサポートします。
学習空間
講師
不登校支援専門員
カリキュラム
企画
分析・評価
報告書作成
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||||||
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HR | スケジュール確認等 | |||||||||
1限 | 個別学習 わからないをわかるに! | 個別学習 わからないをわかるに! | 個別学習 わからないをわかるに! | 個別学習 わからないをわかるに! | 個別学習 わからないをわかるに! | |||||
2限 | 1週間の予定を決めよう! | 音当て・曲当てクイズ | ワーキングメモリートレーニング | 動物について知ろう! | どんな職業があるのかな? | |||||
昼休憩 | - | |||||||||
3限 | SDGsについて | 算数・数学の間違い探し! | オンラインゲームで繋がろう | やり直し理科化学(金属編) | 交通ルール | 四字熟語クイズ | やり直し理科物理(光・音編) | 英語クイズ | イラスト① | やり直し国語(文章題) |
4限 | 英語の間違い探し! | 算数の間違い探し! | オンラインゲームで繋がろう | 色は無限大? | IQクイズ | 学び直し一次方程式 | やり直し歴史(奈良~平安) | ウミガメのスープをやってみよう | イラスト② | やり直し英単語 |
実証実験後の分析・報告書作成もサポートします
まずは、お試しください
FAMcampusは2週間の無償トライアルをご用意しています
まとめ
FAMcampusで、
不登校を支援しよう
導入前
・不登校生の居場所がない
・コミュニケーションをとれる機会がない
・1人1人への指導や相談対応が大変
・対応にあたる時間と労力がかかる
導入後
・新たな教育の場を確保/提供できる
・互いにアバターなのでコミュニケーションがとりやすくなる
・教室や面談席の活用、直接会話により対面時と同じようにフォローできる
・1か所でまとめて効率的に対応できるため時間や経費の削減ができる
FAMcampusは、
EDIXに出展します
今回の富士ソフトブースでは、2024年度の富士ソフトの提供する
最新の教育ソリューションを展示いたします。
近年増加傾向にある不登校の支援を目的とした「FAMcampus」も会場で体験いただけます。
不登校支援の新たな選択肢である教育メタバースとは一体どんなものなのか。
基本的な動作や細かい機能をご説明させていただきます。
当日は、ぜひ富士ソフトブースにお越しください!
EDIXの概要
会期
2024年5月8日(水)~10日(金)
会場
東京ビッグサイト 西展示棟
富士ソフトは、FAMcampus以外にも
様々なソリューションをご用意して、皆様の来場をお待ちしております。
みらいスクールプラットステーションは、
GIGAスクール構想の「その後」を担う
教育ICT専用端末です
みらいスクールプラットフォームは、
デジタル教科書の制作・配信・利用を、
まとめて行うためのプラットフォームです。