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【FAQ第1弾】FAMcampusによく寄せられる質問と回答5選をご紹介
2023年7月28日
FAMcampusは、主に学習塾や通信制高校のオンラインコースでのご利用が広がっています。最近では、不登校支援ツールとして自治体が採用するケースが増えてきました。
このコラムでは、これから教育メタバースの導入を検討したい方や、すでに導入しているけれどももっと上手に使いこなしたいという方向けに、有益となる情報を順次お伝えしていきます。
今回の記事では、FAMcampusの導入を検討されているお客様からよく寄せられる質問と回答を記載しましたので、ぜひ最後までご一読ください。
- そもそもFAMcampusって何ですか?
- 汎用的なWeb会議ツールと何が違うの?
- どうして2D空間なの?
- 「みんなを感じられる」とは?
- 他の仮想空間サービスとの違いは?
- まとめ
1. そもそもFAMcampusって何ですか?
先生も子供も、みんながアバターとなって通うバーチャル教育空間で、ファムキャンパスと読みます。オンライン教育のコミュニケーションを補完するサービスとして2022年4月から提供を開始しました。
※画像をクリックすると、1分間の紹介動画が流れます。
2. 汎用的なWeb会議ツールと何が違うの?
コロナ禍の緊急事態宣言に伴う一斉休校をきっかけとして、オンライン授業がZoomやteams、GoogleMeetに代表されるWeb会議ツールを用いて実践されました。時間になったら、学校や塾から案内されたWeb会議のURLにアクセスして、ホームルームや授業に参加する運用です。この時に、Web会議ツールによるオンライン授業の課題が顕在化しました。
(学校/塾の運営側の課題) ・都度Web会議ツールのURLを案内するのに手間がかかる ・オンライン授業以外の休み時間に、個別のフォローができなくなった ・児童・生徒のモチベーションの維持が難しい |
(児童・生徒の課題) ・勉強への気持ちの切り替えが難しい ・油断するとだらけてしまう ・友達や先生と個別に話ができない ・すぐに疑問を解決できない |
FAMcampusは、このような課題解決をするためのオンライン授業と授業の合間のコミュニケーションを補完するツールです。教室に着席するだけで、Web会議ツールが立ち上がるので、会議URLの配布は不要となります。また、授業の開始前や休み時間にも他のアバターと時間を共に過ごせるため、先生や仲間とのコミュニケーションをとることができます。
「“教室”で授業」「“休憩スペース”で雑談」「“職員室で”先生に質問」のようにリアル対面時と同じく“場所”の概念が加わるのが、Web会議ツールのみの運用と異なる点でもあります。
3. どうして2D空間なの?
FAMcampusは、2D(二次元)空間のサービスです。幅と高さの2つの軸を持ち、物体やイメージは平面的で空間全体を俯瞰した視点となります。他のアバターの位置や動作を把握しやすい特徴があります。
3D(三次元)空間は、幅と高さと奥行きの3つの軸を持ち立体的な空間に物体が存在し、回転や移動が可能です。これにより、現実の3次元空間に近い立体感や没入感を体験することができますが、利用にあたっては高スペックのパソコンや専用のゴーグルが必要となるケースがあります。
FAMcampusでは、教育用サービスとして3Dのゲーム空間とは一線を画しつつ、より多くの児童・生徒がGIGAスクール端末などのパソコンで利用できることを優先して開発をしています。現在は、2D空間をベースにオンライン教育がスムーズに進められる機能の実装から進めていき、将来的にはGIGAスクール端末のスペックアップなどに期待しつつ、常により良い学びの体験ができるように、FAMcampusもバージョンアップを進めていきます。
4. 「みんなを感じられる」とは?
FAMcampusを開発していく上で大切にしているコンセプトです。全員がアバターとなって過ごす際に、オンラインならではの孤独感を抱かないように、できるだけ仲間や先生の存在を感じられるように設計しています。
- ログインすると、そこには、いつもみんながいる。
- 友達やライバルが頑張っている姿が、自身の励みになる。
- いつでも相談できる先生や仲間と同じ空間にいる安心感がある。 など
FAMcampus内では、チャットやビデオ通話の直接的なやりとりだけでなく、「他のアバターの存在を感じられる」という見えないコミュニケーションも体感できる空間です。
もちろん利用者が少なすぎると、このような体験はできないため、仮想空間の運用にあたってのコツが求められます。これについては、別のコラムでご紹介したいと思います。
5. 他の仮想空間サービスとの違いは?
「みんなを感じられるバーチャル教育空間」というコンセプトに踏襲されます。
アバターや空間のデザインや、各機能の操作感にそれぞれ特徴や違いがあると思いますが、FAMcampusの場合は、「教育活動に特化し、進化し続けるオンライン教育専用のサービス」である点に特徴があります。このため、今後も教育活動に必要な機能のみを開発し、バージョンアップしていくことになります。
他の仮想空間サービスの場合は、教育用途以外にもテレワークやイベント用途も含めて広い範囲にサービス展開をされていることが多く、将来的な到達点が大きく異なってくると考えています。
富士ソフトのFAMシリーズは、「教育」「テレワーク」「イベント」の3つの用途に合わせて、それぞれ独立したサービス展開をしていますので、是非チェックしてみてください。
・FAMcampus(https://famcampus.jp/)
「みんなを感じられるバーチャル教育空間」をコンセプトにした仮想教育空間です。
・FAMoffice(https://www.famoffice.jp/)
「あつまる、つながる、ひろがるオフィス」をコンセプトにした仮想オフィス空間です。
・FAMevent(https://www.fsi.co.jp/famevent/)
「オンラインイベントでも話したいときに、話したい人と。」をコンセプトにした仮想イベント空間です。
6. まとめ
今回の記事では、お客様から良く寄せられる質問と回答を記載させていただきました。今後も【FAQ第2弾】を執筆していきますので、教育メタバース導入の参考にしていただければと思います。
また、「仮想空間の運営のコツ」や、「各機能の開発の裏側」なども紹介していこうと思いますので、こちらもご期待ください。
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